服部幸應が栄養士•調理師免許がない理由3選!服部流割烹家元の子孫も嘘だった!?

料理評論家として知られ、服部学園理事長を務める服部幸應が

2024年10月4日、東京都渋谷区の「服部栄養専門学校」で倒れ、病院に運ばれましたが、その後亡くなりました。

テレビの料理番組に数多く出演し、食育の必要性を訴えてきた服部幸應ですが、

実は調理師免許等の料理に関係する資格を持っておらず、服部流割烹家元の子孫というのもハッタリだったようです。

服部幸應が調理師免許をもっていない理由3選や、服部流割烹家元の子孫についての事実関係について調べてみました。

服部幸應は栄養士•調理師免許を保有していない

料理研究家として知られる服部幸應は栄養士•調理師免許を保有していません。

過去に週刊誌が服部幸應が調理師・専門調理師、調理技能士、ふぐ調理師、製菓衛生師。、栄養士など、料理に関連する資格や免許を一切所持していないことを報じています。

当時一部の人々からは料理人としての資格を欠いているのではないか？という批判の声もあがりました。

では、なぜ服部幸應は栄養士•調理師免許を保有していないのでしょうか？

調理師免許を保有していない理由①調理師免許の試験問題を作ってるのが本人だから

調理師免許の試験問題を作ってるのが服部幸應本人だから、試験を受けられないのが真相とのことです。

また、免許を取得するための学校に1年も通うことのメリットが今更なかったとのです。

本人が問題を作成しているのに、試験を受けるのは難しいですもんね！

調理師免許を保有していない理由②料理学校を経営する家系だったから

調理師免許を保有していない理由は、すでに料理研究家としてのポジションを確立していたからです。

料理人としてのキャリアをスタートしたものの、料理学校を経営する家系に生まれ育ち、

教育者や経営者としてのキャリアを積む中で、

実際に調理師免許を必要とする機会が少なかったとのことです。

調理師免許はプロの料理人が取得する資格ですが、

服部幸應は調理そのものよりも、料理の知識や、教育に焦点をあてた活動を行ってきたため、

調理師免許等の資格の必要性を感じませんでした。

調理師免許を保有していない理由③料理教育や評論分野で活躍していた

服部幸應は調理師免許を持たずに高い評価を受けていたのは、

調理技術そのものよりも、料理教育や評論分野で活躍していたからだと言えます。

料理人としての技術にとどまらず、食に関する広範は知識と教育手腕があったため、

調理師免許を持たないことが、キャリアにおいて大きなハンデとなることがありませんでした。

服部流割烹家元の子孫は嘘だった？

服部幸應は当初、1561年に発祥し、1885年に日本に初めてカレーを紹介した服部流割烹7代目家元の孫を自称していました。

ところが2007年に週刊誌が、その事実が虚偽・ハッタリであると報じると、服部幸應本人も自身に服部家との血縁関係はなく、「服部幸應」の名も芸名であることを認めました。

「戸籍上の名前は染谷幸彦です。別に隠す意図はなく、ペンネームのようなビジネス上の通称です。父の染谷栄が『服部道政』という通称を使用していて、学校を引き継いだ３０年前から私も使っています。何か問題ですかね？」

　いえいえ、大問題です。だって、世間で出回っている服部先生のプロフィルには「永禄４年（１５６１年）より続く服部流割烹家元の家系」とあり、実妹の服部津貴子氏は「服部流割烹１７代家元」を名乗っている。戦国時代から代々続く由緒正しき一族という経歴も“通称”なの？

「染谷家と服部家とは血のつながりはありません。父が戦前に服部家の料理学校を手伝っていた縁で、歌舞伎などの伝統芸能のように“服部”の仕事を代々継承しているという解釈で服部姓を名乗っています。騙しているつもりはありませんが、４年前に服部家の血筋の人から“おかしい”とクレームがついたので、それ以後は学校のＨＰに掲載していた経歴は削除。マスコミの取材でも『服部流割烹家元』という表現は使っていません」

　つまり、名前も、「戦国時代から４５０年続く料理人の家系」という経歴もウソ……。じゃあ、全部公表してザンゲしないと。服部先生は教育者であり、政府委員や業界団体の代表も務め、叙勲も受けている「公人」でもあるのだ。

「プロフィールの変更は特に公表しませんでした。だからといって、僕は“食育”などを通じて職務を全うしているつもりだし、信用を揺るがすものとは考えません」
引用：週刊文春